タスク管理のピラミッド(タスク管理4.0)

生産性に最も大きな影響を与えるものは何か?~前編~

タスク管理4.0は生産性をかけ算の方程式で表している。

すべての要素がかけ算で繋がれているので、どの要素もすべて大切だ。

しかし生産性に与える影響がみな等しいわけではない。それは、要素によって変わる。

先に断っておくが、これから話す内容はわたしの感覚であり、ただの喩えなので、出てくる数字の信憑性をツッコまれても答えかねる。人によって、当てはまる数字の大きさは変わってくるだろう。

まず、能率(タスク実行管理)を1とした場合、

効率(タスク状態管理)は最低でもその2倍、生産性に影響を与える。

どのようにタスクを実行するか(How)よりも、どんなタスクにするか(What)が、生産性を高める上で重要なのだ。

そして、目的(タスク発生管理)は効率(タスク状態管理)よりも更に生産性へ与える影響が大きい。

最低でも生産性への影響度は、能率(タスク実行管理)の3倍はあるだろう。

なぜタスクを設定するか(Why)が明確でなければ、どんなタスクにするか(What)決まらない、もしくは決まったとしても的外れなタスクになるからだ。的外れなタスクをどれだけ実行できても(How)、生産性が上がるはずもない。

よって、生産性への影響度は、目的>効率>能率となる。

これはTask Management Gradation(以下TMG)を上から下へ見た場合の並びと同じだ。

戦いの結果への影響度は、戦略>作戦>戦術・後方支援となる。

それでは生産性に最も大きな影響を与えるのは目的なのか?

答えを出すにはまだ早い。中編へ続く。