そろそろ、タスク管理をまとめようと思う。
そのためにタスク管理4.0という理論を考えたのだが、自分で言うのも何だけど、複雑すぎてよくわからない。
だから一人の仮想人物、洗 タク子(あらい たくこ)に、あなたやわたしの日常をなぞってもらいながら少しずつ解説していく。
洗 タク子は洗剤を買いたい~実行編~
洗 タク子は一人暮らしをしている若者だ。休日の午後、いつも通り家でゴロゴロしなからテレビを見ていたタク子は急に気が付いた。
~翌日~
ピンポーン
洗 タク子は洗剤を買いたい~解説編~
「タク子は洗剤を買いたい~実行編~」と同じようなことは誰もが体験していると思う。
タスク管理が必要ないほど単純な話である。誰もがやっている当たり前のことだ。
しかしこれから長い話にお付き合い頂くことになる前に、話の基礎固めとして、当たり前の話をタスク管理的に解説しておきたい。
気になることを拾い上げてアイデアにする~Capture~
まずタク子は洗剤を買うことに気が付いた。
これは、今まで意識していなかった「洗剤を買うこと」が、やることの対象候補になったということだ。
この流れをタスク管理4.0では、「気になること」から、やることの候補(アイデア)がすくい上げられた(Capture)と表現する。
「気になること」とは意識的・無意識的関係なく、名前通り「気になること」だ。
もしタク子が洗剤のCMを見て、洗剤がなくなりそうなことを思い出し、結果、洗剤を買うことに繋がったのであれば、無意識的な「気になること」から「洗剤を買うこと」がすくい上げられたことになる。
タク子のお母さんが家に来て、洗剤が無いことを知り、「タク子、洗剤買わないとないわよ?」とタク子に言ったとき、タク子自身が洗剤がなくなりそうなことに気が付いていなければ、母の言葉を聞いた時点で「洗剤を買うこと」が意識的な「気になること」になり、その瞬間にアイデアとしてすくい上げられたことになる。
まぁ、こんな細かい話は正直どうでもいい。とにかく意識していようがいまいが、「気になること」は「気になること」なのだ。
次に「アイデア」とは、やることの対象候補のことだ。
そしてタスク管理4.0では、やることの対象を「何(What)をやるか?」という意味でWhatという言葉で表す。
アイデア(やることの対象候補)とWhat(やることの対象)は違う。
今回は、「洗剤を買うこと」はアイデアからそのままWhatになったのでアイデアとWhatを分けた意味がないが、状況が複雑になっていくと分けた意味が出てくる。それは今後、説明していく。
ここまでの話を図にまとめると次のようになる。
次の一手を決める
タク子はAmazonで洗剤を買うことを決めた。
やることの対象であるWhatから、次の一手を決めたことになる。
この次の一手を決めることが、Whatからやること(タスク)を作り出すプロセスだ。
以下、やることはタスクという言葉で表現する。
今回、タク子は「Amazonで洗剤が買える」という情報を持っていたので、すんなり次の一手が決まったが、情報がないとすんなり決まらなかったり、「スーパーに買いに行く」などの他のタスクが次の一手になったりする。
これは
武器(能力・情報・ツール)に、戦略・作戦・戦術(タスク管理)が影響を受けるのだ。
生産性に最も大きな影響を与えるものは何か?~後編~|TaskArts
の具体例の一つだ。ただ、能力・情報・ツールは生産性の要素ではあるがタスク管理の要素ではないので、ここではこれ以上踏み込まない。
ここでの話を図にまとめると次のようになる。
まとめ&次回予告
今回は、人間の行動の最小構成を説明した。
やることの対象(What)に気付き、やること(タスク)を決めて、やる。
わたしたちが人として育てられてる中で、自然と身に付き、無意識に行っていることでもある。
わたしの2歳の娘でさえ、わたしが「ママの所に行こう!」と言えばママの所に行くのだから、思考というよりも本能に近いレベルの話かも知れない。(この場合、わたしが「ママの所に行こう!」と言ったことにより、娘の中で「ママの所へ行く」が意識的な「気になること」になり、その瞬間にアイデア=>Whatへと変化し、「ママの所に歩いて行く」という次の一手が決まり、実行される。つまり上記の例と同じプロセスを辿る。)
もちろん2歳児にタスク管理は必要ない。だが10年後には、ある程度のタスク管理が必要になってくる。年を取るにつれて、人間の行動の構成は複雑になっていくからだ。
次回!洗剤を買おうと思ったが、他にもやりたいことがあるタク子。タク子のピンチに現れた謎の生物。その正体とは!?
一緒にタスク管理の「すべて」をまとめよう!
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タスク管理4.0は、タスク管理の入門・基本ではなく、タスク管理の「すべて」を明らかにすることを目的としています。
「○○の要素が足りないのではないか?」や「Aをそこに位置づけているが、それは順番的にBの後ろに来るべきではないか?」など、ツッコミなら何でも結構です。そのツッコミを基に理論を再構成できること以上の喜びはございません。
一緒にタスク管理というモヤモヤ・フワフワした分野をスッキリさせましょう!
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