この記事を読んで得られるノウハウと効果:Androidでスマホのアプリを強制的に使えなくする方法を習得し、スマホに使われる生活から抜け出せる
スマホ中毒から抜け出せる完全無欠の方法※ただしAndroidのみ
以前、スマホでのネットサーフィンをやめるために以下の方法を紹介しました。
思ったより簡単な方法でスマホでのネットサーフィン癖をやめられた話 | スケジュール・時間・タスク管理&生産性向上術データベースしかし予想通り、これでもネットサーフィンから足を洗えませんでした。わたしのダメ人間っぷりを舐めてはいけません。ダメダメだからこそ、タスク管理(仕組み)に頼るのです。
そしてついに、これ以上はないであろう強力な方法を開発しました。
それが、「Taskerを使って、アプリを起動できなくさせる」という方法です。
Taskerとはスマホでの動作を自動化できるAndroidにしかないアプリです。Androidならば、この方法でスマホ中毒から抜け出せます。
やはりiPhoneは、ジョブズのように何もしなくてもスマホを道具として使える強い心を持った人間のためのツールであり、気を抜くとすぐにスマホに使われてしまうような心の弱いわたしのような一般人はAndroidを使うべきなのです。Androidは庶民の味方。
Taskerでアプリを起動させなくする方法
具体的な方法としてはTaskerで「アプリを起動させる→ホーム画面に戻る」というタスクを作ります。
▼まずファーストコンテキスト(タスクが起動するトリガー)に起動させたくないアプリを選択します
右隣の「Kill App」はルート化していないと作動しないので、「Go Home」を選択しましょう。
▼すると、こうなります。最初はTaskerのタスクをOFFにして普通にChromeを起動し、その後、タスクをONにしています。
アプリを起動しても強制的にホーム画面に戻るので、どうあがいてもアプリが使えなくなります。
アプリをアンインストールするよりも効果的
これ以上アプリを使いたくないから、そのアプリをアンインストールしたことはありませんか?
わたしもアンインストールしてアプリの使用を避けようとしたことがありますが、結局再インストールして使ってしまうことがよくありました。
今回の方法は上記のアンインストールでの使用回避法よりも効果的だと実感しています。
それはなぜか。
アンインストールが消極的かつ他に意味を持たせられる行為であるのに対し、Taskerで上記の設定を行うことは積極的かつ他に意味を持たせられない行為だからです。
アプリをアンインストールするという行為は、「消す」という行為から消極的なイメージです。そして、アプリをアンインストールするという行為は、「アプリを使わないため」という理由以外でも、「スマホの容量がなくなってきたから」や「動作が重くなってきたから」、「アプリが増えすぎたので整理するため」などの理由で行われることもあり、アプリをアンインストールという行為の意味付けが後からいくらでもできてしまいます。
一方、Taskerでタスクを設定し、アプリを起動させなくするという行為は、新しいタスクを作るという意味で積極的行為であり、この行為の理由は「アプリを使わないため」以外あり得ず、後から他の意味付けをすることができません。
この差が、使わないと決めたアプリを使いたくなったときの抑止力の差になります。
アプリをアンインストールした場合、再インストールすれば再びそのアプリを使えるようになります。アプリを再び使いたくなって再インストールしようとする際、必ずなぜアンインストールしたかを(少なくとも一瞬は)思い出します。
しかし、アンインストールした際は「アプリを使わないため」という理由が明確であったとしても、上記の様にアンインストールするという行為への意味付けが自由であるために、理由は確かに「アプリを使いすぎないため」だったということは覚えているのですが、当時の決意がぼやけてしまうのです。だから安易にインストールボタンを押せてしまう。
Taskerでアプリを起動させなくするタスクを設定した場合、アプリを再び使うには、Taskerでそのタスクの設定をOFFにするだけです。アプリを再インストールするよりも動作としては簡単で、すぐにできてしまいそうです。
しかし、Taskerでタスクを設定し、アプリを起動させなくするという行為は、「アプリを使いすぎないため」以外の理由を持たないので、タスクの設定をOFFにするということは、「アプリを使いすぎない」という自分の決意を明確に否定する行為になります。明らかな自分への裏切り行為です。だから安易にはOFFにできない。
最終的にOFFにした場合でも、後から「またアプリを使ってしまった。。」と後悔することはありません。なぜなら、アプリをOFFにする際には当時の決意を一時的にでも否定するに足る理由が自分の中でできているからです。明確な理由と自分を裏切る覚悟を持って、自身の意思でタスクをOFFにした記憶が残っているから、後悔することなどないのです。
他にも、Taskerを使えば曜日や時間帯、場所をファーストコンテキストにしてタスクを起動できます。アプリを起動させない条件を指定できるという点で、アンインストール手法よりも優れています。
▼自宅のみChromeを起動しないことにより、出先ではChromeで調べ物ができたり
▼会社にいる時間はTwitterやFacebookを禁止したり
▼頻繁にFeedlyを見に行かないように、帰宅直前までFeedlyを禁止したり(帰宅直前の1回のチェックで今日の記事すべて確認する方が効率的)
道具に使われてはならない
わたしはガジェットが大好きでした。学生時代はスマホ(ケータイ)の新機種をシーズン毎に全機種確認していましたし、その知識を使って家電量販店でアルバイトをしていたぐらいです。
今もガジェットは好きですが、ある時期から以前ほど情報を追っかけなくなりました。ガジェットはあくまでも道具であり、その良し悪しは使い手に左右されることに気がついたからです。
道具に使われているようでは、その道具の真の力は発揮できません。ガジェットが好きなら、その力を最大限発揮するために、主導権を取り返しましょう!
スマホも一緒やな。ガジェヲタ兼タスク管理バカが思うに、新しいテクノロジーを迎合しているだけではテクノロジーに使われる。 https://t.co/vYMTrK5wBI
— イド♂@ ドイツで妻と娘と3人暮らし (@idomars) July 30, 2016
そして、TaskerのおかげでiPhoneよりAndroidの方が簡単に主導権を取り戻せます。確かに操作はiPhoneの方が簡単ですが、主導権争いの点では上級者向けなのです。
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▼こちらでもTaskerを使っています。スマホ関連では最高のライフハックだと思っているのですが、全く反響がなくて寂しい。。万人には向かない方法だからでしょうか。。
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