TaskChuteは今世紀最大の発明であり、タスク管理ツールのゲームチェンジャーであり、使用する者のパラダイムを転換させる力を持つ。
by イド♂
ここまでの感想を抱かせるタスク管理ツール TaskChute。
今回は、知る人ぞ知る、いや、タスク管理業界で知らない者はいないTaskChuteを簡単に説明します。
TaskChuteとは何か
TaskChuteとはエクセルで作られたタスク管理ツールです。最も簡単な言葉で説明すると、作業時間測定機能付きTodoリストと言ったところでしょう。
後述しますが、TaskChuteは多機能であり、全ての機能を説明しようとすると話がややこしくなるので、基本的な機能だけ説明します。
▼図の中の説明をご覧下さい
事前にTodoリスト部分を記入しておき、あとはひたすら上から順番に作業を処理していき、その開始時間と終了時間を入れていく。これがTaskChuteの超基本的な使い方になります。
全機能の2割程度しか説明していませんが、ここで説明した機能がTaskChuteの本質であるとわたしは考えています。他の機能に関してはこれからの記事で少しずつ紹介していきます。
TaskChuteが他のタスク管理ツールより優れている3つの点
1.多機能
TaskChuteは標準で以下の機能が備わっています。
- Todoリスト
- チェックリスト
- 上記リストへの柔軟なリピート設定機能
- 作業時間測定機能
- 総作業時間見積機能(当日~4週間先まで)
- 当日の作業終了時間自動計算機能
- 作業前のヒント表示機能
- 作業完了後の評価入力機能
- 作業完了後のコメント入力機能
- 作業ごとに設定可能なハイパーリンク機能
上記はわたしが使っている機能だけなので、他にもまだあるかも知れません。
これほど多機能なツールは他には存在しないと思います。
2.カスタマイズが簡単
標準でこれだけ多機能なTaskChuteですが、エクセルの機能を使えば、更なるカスタマイズが簡単にできます。エクセルに詳しくなくてもTaskChuteユーザーのブログを探せば、わかりやすくカスタマイズの方法が書かれているので安心です。
以下は、わたしのカスタマイズになります。もちろん、有名なTaskChuteユーザーさんが公開しているカスタマイズも使わせて頂いています。
- ショートカットキー割当
- 作業開始時間予測機能
- 作業見積時間カウントダウン機能
- 作業見積時間と実績時間の差分表示
- 作業単位、1日単位、1週間単位・・・
- 差分分表示、見積時間を基準とした%表示
- 業務内容分析機能
- 業務内容別の作業時間推移
- 業務内容別の作業時間割合推移
エクセルベースなので、欲しい機能は工夫次第で自分で追加できることが強みです。
3.速い
エクセルベースのTaskChuteはローカルで動くので、ウェブアプリに比べて断然反応が速いです。SSDやRAMディスクに手を出せば、さらに速くできます。
また、キーボードで入力でき、TaskChute独自&エクセルのショートカットキーを使えるので、タブレットやスマホアプリ1にタッチで入力するより速い。
なによりPCで作業している方なら、キーボードから手を離さずにリニアに入力できることが一番のメリットでしょう。作業が終わる度に、タブレット or スマホに手を伸ばして、画面をONにして・・・なんてやっていると、集中力が途切れ、ストレスになります。
これらはPCが無ければ使えないという弱点の裏返しではありますが、TaskChuteにハマったらTaskChuteのためにノートPCを買うまでになるので問題ありません。
まとめ
TaskChuteの機能は充実しており、他のツールの追随を許しません。
これだけで使い始める十分な理由になりますが、機能だけではなく、実際にTaskChuteを使うことにより得られる効果も他のツールの追随を許さないのです。そんなTaskChuteがタスク管理や考え方に与える効果は、これからの記事を通して伝えていきたいと思います。
最新のTaskChute2は有料ですが、旧バージョンは無料で使えます。
気になった方はぜひ試してみて下さい。下の画像からTaskChuteのサイトへ飛べます。
(旧バージョンを使い込み過ぎると、TaskChute2への移行作業に時間がかかるので、少しでも気に入ったらすぐTaskChute2を導入した方がいいです。わたしは2日でTaskChute2に移行しました。)
- 未使用なので言及しませんが、TaskChuteのiPhoneアプリ版に「たすくま」というものがあります。 ↩