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[η]ToodledoからTodoistへのタスク移行手順~その1~

Todoistのテンプレートインポート機能を使って、ToodledoからTodoistへ全タスクを移行できたので、その過程をシェアします。

テンプレートインポート機能は、Todoist無料版では使えない機能です。しかし、Todoistに登録すると5日前後で1ヶ月有料版試用のお誘いメールがきますので、そのお誘いに乗れば一時的に使えるようになります。現在、わたしも試用期間中です。

TodoistはToodledoに比べて機能が少ないので、すべての属性を残したまま完璧に移行できるわけではありませんが、ご紹介する方法でタグや期限などの主要な属性は移行可能になります。(なので、アイキャッチも少し弱気)

最初にお断りしておきますと、わたしはデータの取り扱いに関しては全くの素人でして、ご紹介する方法も試行錯誤の末、やっと成功した泥臭いものとなっております。ムダに工数も多いので、玄人の方がより簡単な方法をシェアしてくれることを期待しております。

さて、全体の工程は以下の通りです。

  1. Toodledoからタスクをエクスポートする
  2. ExcelにXMLファイルを取り込む
  3. Todoistインポートデータの表記に変換する
  4. タスクを整列させる
  5. Todoistインポートデータのプログラム文法に変換する
  6. 日本語が読み込まれる呪文をかけてインポート

ボリュームが多いので5回に分けてご紹介しようと考えています。

1. Toodledoからタスクをエクスポートする

まずは、Toodledoからタスクをエクスポートします。

▼Toodledoサイトの右上の方にある「Tools」⇒「Import/Export/Buckup」を選択します。
20150601_toodledo_to_todoist_2

▼「XML Import/Export」を選択します。
20150601_toodledo_to_todoist_3

▼「Download XML file」を選択します。
20150601_toodledo_to_todoist_4

これで、Toodledoの全タスクをXMLでエクスポートすることができました。

CSVでの出力を試したところ文字化けしたので、今回はXMLでエクスポートしています。

2. ExcelにXMLファイルを取り込む

わたしはExcelを持っていたのでExcelに取り込みましたが、XMLを取り込めるのであればどんな表計算ソフトでも構いません。ただ、後工程でExcelマクロを使うので、「マクロって何?」という方はExcelを使った方が良いでしょう。このブログに書いてある通りに操作すれば完了できるからです。

以下、Excel2010での操作方法になります。

▼空白のブックを作り、リボンの「データ」⇒「外部データの取り込み」⇒「その他のデータソース」⇒「XMLデータインポート」を選択します。
20150601_toodledo_to_todoist_5

▼ダウンロードしたXMLを選択。
20150601_toodledo_to_todoist_6

▼こんなメッセージが出てきますが、とりあえず「OK」しときましょう。
20150601_toodledo_to_todoist_7

▼ここも「OK」で大丈夫です。
20150601_toodledo_to_todoist_8

▼すると、XMLファイルが取り込まれます。
20150601_toodledo_to_todoist_9

まとめ

まとめると簡単な作業ですが、移行手段を模索している最中は「CSVでいけないか?テキスト形式はどうか?」と、後戻り作業を繰り返したため、大変でした。

次回は、必要なタスクを抽出し、Toodledo文法で表記されている各属性をTodoist表記に書き換えます。


全5回へのリンクを以下のページにまとめました。
よろしければ、ご活用ください。

[η]ToodledoからTodoistへのタスク移行手順~まとめ~ | ハックの哲学