仕事の3要素

世の中のすべての仕事を説明できる3つの主要素と2つの副要素

ずっと「タスク管理、うまくいかないなぁ。なんでかなぁ。」と考えていたところ、やっと理由がわかりました。

ついでに世の中のすべての仕事を説明できる3つの主要素と2つの副要素を思い付いたので、シェアします。

3つの主要素

世の中のすべての仕事は下記3つの要素の割合で説明できます。

  • プロジェクト
  • イベント
  • 短期請負タスク

プロジェクト

プロジェクトとは、比較的長い納期の期間の長いプロジェクトを推進する仕事を意味します。

下記記事で「持つ者」と表現した起業家・フリーランスは、このプロジェクトが仕事の多くの割合を占めます。

[i]持つ者による持つ者のためのタスク管理術 | アイドリングタイム

またプライベートでの自己実現もプロジェクトです。「5キロ痩せる」とか「ブログで食っていく」とか「彼女を作る」とかです。起業家・フリーランスが発信しているタスク管理術が自己実現に効果的なのは、5キロ痩せることも起業することもプロジェクトというくくりで見たら同じことだからです。

イベント

イベントとは、他者の都合で時間が指定される仕事を意味します。

イベントの割合が高い典型的な仕事は、接客業です。店に出る時間が決まっている=不特定多数の他者(顧客)が来店するという都合を優先し、その時間に店に出るという意味で、この様な仕事もイベントに含めます。

会議や打ち合わせもイベントに含まれます。

短期請負タスク

短期請負タスクとは、短納期の仕事を受け、それに対応する仕事を意味します。

短期請負タスクの割合が高い典型的な仕事は、コールセンターのトラブル対応担当です。その場または当日、遅くても数日以内に対応しないと顧客の怒りを買う可能性がありますからね。

他に例を挙げると、新入社員も短期請負タスクが中心の仕事になります。上司や先輩から簡単な仕事をもらい、その場または当日、遅くても数日以内に仕事を提出することになるからです。

2つの副要素

世の中のすべての仕事は上記3つの要素の割合で説明できますが、適切なタスク管理法を見つけるために、さらに下記の2つの視点で、自分の仕事を分析する必要があります。

割込み

タスク管理大きな課題、割り込み仕事が多いか少ないか。多い場合は専用の対策を打つ必要があります。割り込みをうまく処理するか否かに、タスク管理の成否がかかっていると言ってもいいでしょう。

キャパオーバー(能力の限界を超えている)

具体的には、自分の決めた就業時間に仕事がすべて終わるか否かです。深夜まで残業してやっと仕事が終わった場合、ここではキャパオーバーとは言いません。その人には深夜まで残業できる能力があり、その能力を使って仕事を完了させているからです。この段階であれば、タスク管理で残業時間を減らせる可能性が残っています。

ここでのキャパオーバーとはどうあがいても仕事が終わらない状態を意味します。要するに、前回の記事で書いた「積んでいる状態」という意味です。

まとめ

わたしは今、「世の中のすべての仕事は3つの主要素と2つの副要素の組み合わせに当てはまり、それぞれの組み合わせに合ったタスク管理法が存在する」という仮説を立てています。

たたき台としてシェアさせて頂いたので、異論、反論、より良いそれぞれの概念の名前がありましたら教えてください。それを元に更にウンウン考えます。

次回以降、それぞれの要素について説明していきます。

<2016/7/21 更新>
3つの主要素の一つ、アポイントメントをイベントに変更し、内容も修正しました。