この記事を読んで得られるノウハウと効果:絶対に忘れ物をしない方法がわかり、時間と思考力の浪費がなくなる。
忘れ物は時間を奪う
忘れ物をすると余計な時間が取られます。
わたしもたまに会社のカードキーを忘れることがあり、その度に同僚に借りたり、1日だけ代わりのカードキーを借りるために受付で手続きをしたりしていました。これらの時間は本来、わたしの人生に必要のない時間なので、たとえ頻度が少なくとも撲滅すべき対象です。
なので、下記の方法で撲滅しました。
定位置管理で時間も思考力を消費させない
忘れ物防止の方法としては、チェックリストを用意して一つずつ持って行くものをチェックしていくという方法が有名です。しかしそれよりも、持って行くものを一つの場所に集めて、それらをすべて持っていく、製造業ではおなじみの定位置管理法の方が以下の2点で優れています。
- 速い
- 思考を消費しない
チェックリスト法では「チェックリストを開いて、現物を確認して、チェックリストをチェックする」という行為が必要になりますが、定位置管理法であれば、そこにあるものをすべて持っていけばいいだけです。よって、定位置管理法の方が断然速く準備が完了します。
また、「チェックリストを開いて、現物を確認して、チェックリストをチェックする」という行為には思考力を使います。
「そのぐらいやれや!」というツッコミが入りそうですが、わたしは頭のスタミナが人より少ないのです。ちょっと考えるとすぐに頭が熱くなり、思考が鈍ります。
大学受験の夏、予備校の自習室でいつも冷房の真下の席を確保し、冷えピタを貼りつつ18℃の冷風を頭に受けながら勉強していたせいで、「常に冷房を18℃に設定する変な輩がいるせいで、自習室が寒すぎる」と評判が立ったレベルです。あの時はごめんな、みんな!
閑話休題。
わたしの個人的な話は横に置くとしても、脳は筋肉と同じく、どんな人でも1日あたりの働き(意志力や思考力など)に上限があるので、少しでも思考力を節約することは誰にとっても有益です。
関係ないものは同じ箱に入れない
一つ失敗談をしましょう。
わたしは100均で買った底の浅い箱に会社に持って行くものをまとめて入れて、上記の定位置管理法を実践していました。
そのうち、その箱には会社に持って行かないものも入るようになりました。その箱は玄関で一番使い勝手のよい場所に置いてあるので、休日の外出の際に使うものなども入れてしまっていたのです。
結果、またカードキーを持っていくのを忘れました。
なぜこのようなことが起こったのか。箱の中に会社に持って行かないものが入ったせいで、箱の中から会社に持って行くものを探し集めるという工程が追加されたことが原因です。
探すという行為は探し忘れるという行為と表裏一体です。「これとこれを持って行かなきゃ」と会社に持って行くものを探した結果、カードキーを探し忘れたということです。
ここから得られる教訓は、「関係のない物は箱の中に入れない」。
関係のないものが混ざるだけで、「何も考えずに箱の中のものを持って行けばいい」という定位置管理法の利点がすべて吹き飛ぶので、この教訓は簡単な話ではありますが、とても重要です。
すべての持ち物を定位置管理法で管理することが理想ですが、そうすると同じものを何個そろえたり、家の中に定位置をいくつも確保する必要があるので、そこはコストと家の中のスペースとの相談になるでしょう。
ラクをしたい人に定位置管理法はオススメです。
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