わたしは「効率を最大化すること」が好きだ。
一度、「効率を最大化すること」を考え始めたら、その間は思考の妨げになるので人と話したくなくなるほど大好きだ。
だが、それよりも大切なことに気が付いた。
それは、ここ2週間ほど、ここ数年で一番調子を崩していたおかげだった。
ここ2週間ほど調子を崩したワケ
ちょっとスイスへ行くことになり、今、ベルリッツという英会話学校に通っている。
そこで、「せっかく英会話学校に通っているのだから、通っている間に英語を最も効率良く身に付けるにはどうすればよいか?」という問いが浮かび、わたしが考えるベストの学習計画を立ててみた。
が、実際に計画を実行にしようとしても、全く実行できなかった。「我ながら完璧だ」と思っているプランにも関わらず。
それはなぜか?
英語の習得は、自分から望んでやっていることではないから。
効率よりも動機の質が大切
なぜ英語を習得しようとしているのか?
と聞かれたら、「仕事で使うから」としか言い様がない。
そして、残念なことにわたしは英語を使う仕事に興味がないので、内からわき出る動機もない。
この極小モチベーション状態に対して、英語の学習効率を最大化するためにすべての可処分時間を英語学習に割り当てたわたしの「完璧な」学習計画は負荷が高すぎたのである。
まず何かを始める前に、「本当に自分がやりたいことか」を考える。
基本の「き」が忘れがちであり、大切であることをこの2週間で知った。
極小モチベーションに気付いたらやる2つのこと
「別に好きでやってるワケじゃないから、捗らないのか。だったらやめちまえ!」
とは行かないのがサラリーマンの悲しいところである。
少しでも歩を前に進めねばならない。
そのために、やれることは2つある。
- モチベーションを上げる
- 計画の負荷を下げる
まずは、今やっていることを自分の夢と結びつけてモチベーションを少しでも上げること。わたしは今回、「ライフハックやガジェットが好きなので英語の記事を苦労なく読めるようになれば、情報網が激増する」という結びつけをしてみた。
次に、計画の負荷を下げること。このようにブログをまた書くことを生活の中心に置き、英語はおまけとする。ブログは本当にやりたいことだし、英語はどうにでもなるでしょ、という「なんくるないさぁ」精神である。
まとめ
上記の2つのことを実行し、生活のリズムは戻りつつある。これでしばらく様子を見たい。
photo credit: BearCat Binturong – LetMeSleep via photopin (license)