好きじゃないことで生きていく技術

好きじゃないことで、生きていく技術

好きなことで、生きていく

一世を風靡した魅力的な言葉である。

言わずもがな、好きなことで生きていければベストである。反論の余地はない。だから好きなことで生きていきたい人は、それを目指すべきだ。

一方、現実を見ると好きなことで生きていけず、好きじゃないことで生きている人も多くいる。

好きなことで生きていきやすくなったのは、ここ最近のことで、これまでの日本社会は好きじゃないことで生きていく、言い換えると会社に就「社」し、会社から希望された職務をこなして生計を立てる人が多く、今もそのキャリアを歩んでいる人が多いからだ。

長い目で見ればいつか、好きじゃないことで生きている人はいなくなり、みんなが好きなことで生きていけるようになると思う。

しかし今現在の状況では、好きじゃないことで生きている人が好きなことで生きていけるようになるには、ある程度のリスクが伴う。特に家族や子ども等、背負うものが多くなるほどそのリスクも大きくなる。(だから身軽なうちに、好きなことで生きていけるようになった方がいいよ)

だからリスクを負って好きなことで生きていけるようにチャレンジする人もいれば、リスクを負わずに好きじゃないことで生きていくことにチャレンジする人もいる。

ということは、好きなことで生きていく技術も必要とされているが、同時に好きじゃないことで生きていく技術も必要とされているのではないか?

そう思ったので、わたしが好きじゃないことで生きていく技術を身につける過程を公開していく。

具体的には、サラリーマンのわたしが会社の人事考課で上位35%に入ることを目標としたタスク管理術の開発過程を公開する。

35%とは、上位1/3である。上位1/3にいれば、もしAIが発達し、会社でリストラが始まっても、結構最後の方まで生き残れるだろう。上位1/3にいるならば、ある程度の実績があるはずなので、必要であればその実績を持って転職できるかも知れない。

好きじゃないことでも上位1/3に入れるのであれば、純粋にそれを可能にした技術、つまりタスク管理の方法論が優れていることの証明になる。

好きじゃないことで生きていく技術と銘打っているが、もし好きなことにその技術を使ったら、技術×好きなことへの情熱で、上位10%以内も狙えるかも知れない。

ということで、今後は週に一回、好きじゃないことで生きていく技術やその進捗報告などをしていく。タスク管理の全体像の説明は、この試みの結果が出るまでお休みする。

あ、「好きじゃないことで生きていく技術=タスク管理術を開発すること自体が好きなら、それはもう『好きなことで生きていく』のと同じじゃないの?」というツッコミはなしの方向で。