特徴
守りのタスク管理の特徴は様々ありますが、今回は代表的な以下の特徴を四つ紹介します。意識のベクトルが内向き
一つは意識のベクトルが内向きということです。「自分が効率よく作業するにはどうすればいいか?」
「自分が効率よく作業するにはどうすればいいか?」
「自分が心地よく作業するにはどうすればいいか?」
「自分の生産性を上げるにはどうすればいいか?」
このように自分中心の考え方をするタスク管理手法は、守りのタスク管理だと思います。
自己肯定感が養われる
また自己肯定感が養われるという特徴もあります。自分の心地よい方法でタスクを実行することになるので、守りのタスク管理をするとタスクの実行率が格段に上がります。
決めたことを確実に実行できるようになるので、自己肯定感が養われるのです。
マイナスから0へ
「マイナスから0へ」というのも守りのタスク管理の特徴です。今、結構酷い状況だったり、余裕のない生活や仕事をしていて、そこからどうにか抜け出したい。
そういう時に役立つのが守りのタスク管理です。
今の自分の限界を知る
今の自分の限界を知ることができるのも、守りのタスク管理の特徴です。守りのタスク管理では、今の自分の効率を限界まで高めます。今の自分でどこまでできるかが分かります。
その限界が分かるからこそ、これ以上はもうできないと自覚でき、自分のキャパシティを超えたいようにタスクや仕事をコントロールできるのです。
得られるもの
この守りのタスク管理で得られるものは、快適な生活です。今の自分に合った方法でタスクを処理していくので、非常に快適です。ストレスフリーが手に入ります。
副作用
そんな守りのタスク管理にも副作用があります。それは変化を嫌いになり、変化に弱くなるです。守りのタスク管理では、自分の得意なやり方にタスクの形を変えて、当て込みます。タスクを自分の得意なやり方に当て込んできちんと機能させるには、ある程度の時間が必要です。
変化のない毎日であれば、一度当て込みが終わってしまえば、後は同じ事の繰り返しなので非常に快適です。しかし変化が多い環境だと、毎回毎回、当て込み作業をする必要が出てきます。
これは面倒くさいですし、当て込みの調整を行っている間は生産性は上がりません。結果、十分なアウトプットを出せず、変化についていけなくなることもあります。
よりシンプルに説明すると、守りのタスク管理はベクトルが自分=内向きになっています。外からやることが入ってくる度に、自分が心地よくそれを実行できるように毎回タスクの形を改造する必要があります。
変化の多い環境だと次から次に、違う内容のタスクが入ってきます。それらを毎回改造するのは面倒くさいです。面倒くさいから嫌になる。嫌になるから変化を遠ざける。変化を遠ざけるから変化に対応する力が弱まる。そういう流れに陥りやすいのが、守りのタスク管理の副作用です。
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